観光特急・サフィール踊り子に乗る

2020年にデビューした、観光特急列車・サフィール踊り子。
「大人のIZU」というコンセプトのもと、東京~伊豆急下田を結びます。
伊豆に行く時にはぜひこれで行きたい。そんな非日常が味わえる列車です。
特徴は全席グリーン車なこと。
座席はグリーン席、プレミアムグリーン席、個室席の3タイプあります。
今回はグリーン席に乗ったので、乗り心地や座席、食堂車、車内販売もレポします。
サフィール踊り子を予約!お値段は?
今回は熱海~東京間で利用しました!
値段は、
乗車券1,980円+特急券4,660円=6,640円/人でした。
奇跡的に横並び2席が空いていたので、乗る直前に予約が取れました!
サフィール踊り子は基本的に1日1往復のため、なかなか座席が取れないのでラッキーでした。
(さすがにプレミアムグリーンは2席並びで空いていませんでした。1車両のみなので仕方ない。)
土日のみ新宿発~伊豆急下田行きがあるみたいですね。
えきねっとから予約!
いざ乗車。乗り心地は?
車両に乗り込むと、統一された落ち着いた色合いと余裕のある配置に目を奪われました。

座席はベージュでゆったりできそうな色味。大きな窓と天井にも窓があるので晴れの日は日の光が入って気持ちよさそう。
荷物置き場もかなりゆとりを持って設置してあるので、大きなスーツケースでもストレスなく置けます。
そして座席。

まず、この広さ!足元も座席の広さもかなり余裕があります。
2列+1列の配置なのでゆとりがあります。視界も抜けてひろびろ見える車内です。
そして個人的にうれしかったのがフットレスト!これがかなり上に上がるのでだいぶ楽に座れます。

座席は前後にも余裕のあるつくりなのでめいっぱい倒しても大丈夫。後ろの人に迷惑かも…と思うことなく、存分にくつろげます。
言わずもがな、シートもふかふか。寝まいと抵抗しましたがいつの間にかすぐに寝てしまいました…。
充電ポートと読書灯は1席ずつ完備。
テーブルも厚みがあってしっかりしています。さらにひじ掛けのところからも小さな折りたたみ式テーブルを出せるので、わざわざ身体を起こさなくても飲み物を飲めます。
こちらはお手洗い。

ひろびろしていて温水洗浄便座でした♪
食堂車(カフェテリア)は予約必須。予約なしでの楽しみ方。
観光列車といえばお楽しみは食事ですよね。
今回は直前の予約でしたが、食事まで楽しめるのか?
ひとまず、食堂車へ行ってみました。
内装はほかの車両同様、落ち着いた雰囲気で高級感があります。なにより、食堂車というのがテンションが上がります。

食堂車のお姉さんに食べ物は買えるのか聞くと、食堂車の利用は事前予約必須だそう。
予約なしだったので食べ物の購入、食堂車の利用はできませんでした。
ちなみに予約は、「サフィールPay」という独自のネット決済で食事を購入する必要があります。
見てもらえばわかりますが、結構いいお値段です。
サイドメニューにシュウマイなど比較的手軽なものもあったので購入できるか聞いてみましたが、こちらはメインメニューを注文した人のみ、食堂車で食べることができるそうです。自席に持ち帰るのはNG。
結局コーヒーのみ購入しました。
食堂車を利用せずとも車内販売がある
サフィール踊り子は車内販売があるので、カフェテリアがだめでも食べ物が購入できます。
ラインナップはパン、ブラウニーなどの軽食と一部ドリンクです。軽食も4択ぐらいのそこまで多くない品ぞろえで、おそらく停車駅で調達したもののよう。サフィールならではの食事は販売していませんでした。
ためしに富士山パンとブラウニーを買ってみました。

コーヒー450円、富士山パン350円、ブラウニー450円。味は普通でした。
サフィールPayでネット決済のほかに、現金、交通系ICで支払いができます。
食事系でしっかり食べたい人はネット予約したほうがいいと思います。ただ個人情報を入れなければならないサフィールPayに登録するのはややめんどくさい…。(私は諦めました)
値段も考えると、好きなものを乗車前に買って持ち込むのがよさそうと思いました。
まとめ
思いつきと勢いでサフィール踊り子に乗ってみましたが、結果かなり良かった!
シートがひろびろ、ふかふかなので旅の疲れが癒されます。
曇りの日に乗りましたが、晴れだったら大きな窓から景色がよく見え最高だと思います。
客層は中年~高齢の方々が多く、車内もとっても静か。
まさに大人のための列車でした。
普段と違った特別感を感じるにはぴったりのサフィール踊り子。
ぜひ一度乗ってみてください。
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